教育をまなぶ会について Ver.1.1
教育学部の学生や教育学を学んだ人の学習の発表や整理の場に。
教育学の知見を聴きたい人のための場に。
異分野間における教育実践の交換の場に。
学校教育のみならず成人教育にICTを取り入れることで、より深い学びを目指す。
オンライン勉強会開催の支援の勉強会の定期開催。
価値のある本や動画、e-learning、活動などを紹介していける場に。
埋もれてしまった教材をどうやって生き返らせるかを考える。
この4つを実現するためにやるべきこと
教育学を学びたいという気持ちを持っている人が少ないので、従来の教育学からはみ出る問題を持ち寄って、勉強会を企画し、それらの勉強会に感心の高そうな教育関係者を招く。そこから次の勉強会への企画を立ち上げることと、聴講者及び、アクティブユーザーを増やす。
とりわけ、教育学を学んでいる学生や教育に関連する論文の執筆経験のある人に、レポートなどで書いたテーマを発表してもらって、それを同じ教育関連の人のみならず、異分野の人にも聴いてもらえるような場を作りたい。
「教育」を深く学ぶためには、教育学を専攻するだけでは不十分で、学ばなければならないことは多岐に渡る。だから、知識基盤社会における分業で、それぞれ「教育」に関する断片的な知見を持っている。たとえば、教育に関する政策は、行政や経済について詳しい人がより深く論じることができるだろうし、
専門知識をもったアクティブユーザーが定期的に顔を出すような空間が作れるようになれば、初心者が疑問に思うこと、困っていること、問いかけたいことを解決する会などを開ける。たとえばマシュマロを使って、匿名で質問を募集して、その場にいる人同士で、どうやった方向性で解決していくかのアドバイスをするという会を開ける。
従来、特定の問題提起や相談事をする場合、それぞれの専門家に対して直接声をかけていく必要があったが、ハードルの高さがある。マシュマロなどでは文章であったし、こんな質問を聴いてもいいのという不安があった。たとえばボイスチャットで話ながら、教えを請う会や、Scrapboxで悩みを共有する会など、さまざまなメディアを複合して活用していくことで他人に助けを請うハードルが下がると考える。
主に活動の場は、教育をまなぶ会のDiscordサーバーとインフラ勉強会のDiscordサーバーであるが、後者に関しては、ICT活用における教育インフラの知見を発信するのに、ITエンジニアの協力が求められる場所が望ましいと考えるからである。聞き役にもある程度のITリテラシーがなければ、議論を深めていくことが難しい。
現段階でITエンジニアが多く集まるオンライン勉強会はインフラ勉強会であるが、今後Web系のオンライン勉強会でインフラ勉強会に相当するものができた場合、e-learning製作の知見を深めていくという意味でも、
発表者の属人化を防ぐ工夫をする。たとえば、録音や録画が可能な人はそういったログを残して、それを聴いて、もう一度そういったセッションが聞きたければ、各自で真似をして(場合によってはそのセッションの主催者に協力をあおいで)再び開くという仕組みを作ることで、同じ人が似たようなセッションを繰り返すことの負担を軽減する。
教えて会(自分が知りたいと思っていることを発表することで、フィードバックを期待する勉強会)が機能するために、専門知識をもったアクティブユーザーを増やす必要があり、初期段階において、できるだけ充実したオンライン勉強会の体験をしてもらう。またマルチメディアの活用の有意義さについて知ってもらうことで、協力者とする。
SuperMemoやAnkidoroidぐらいのハンズオンならできそうだけど、MoodleなどのLMSのハンズオン、e-learning製作の深いところまでいくと、どうやって現場に活かしてもらうかという部分で、自分がいま持っている知識だと不十分であり、教育情報工学などの専門家の協力が得られるように働きかけをしていく必要がある。
ITインフラに興味のある方に対しては、インフラ勉強会の「教育」版を作りたいといえば趣旨が伝わると思っているけれど、